7月から規制が緩和される電動キックボードのお話です（福島市 二本松市）
2023年04月06日
2023年7月から特定小型原動機付自転車、
いわゆる電動キックボード等に関する規制が緩和されることになりました。
16歳以上であれば運転免許は必要ありませんが、ヘルメット着用が努力義務になります。
自賠責保険の加入とナンバープレートの装着は引き続き必須となります。
電動キックボードの操作で特に注意すべきは右折の方法です。
信号機等によって交通整理の行われている交差点では、
いわゆる二段階右折をしなければなりません。
信号機が設置されていない交差点等では、後方の安全を確かめて、
その交差点の手前の側端から３０メートルの手前で右側の方向指示器を操作して右折の合図を行い、
できるだけ左端に寄って交差点の向こう側まで直進し、徐行して曲がらなければなりません。
迷った場合は、左車線の邪魔にならないスペースに寄って電源を切り、
歩行者として車体を押しながら歩道を歩くのが安全です。
このように、規制緩和によって電動キックボードの利用がより身近になる一方で、
交通法規に沿った安全な運転が求められる事は変わらず、
そのためには交通法規や安全に関する知識が重要です。
運転免許の取得はそれらの知識を深めるだけでなく、
より安全かつルールを守った走行ができるため、
交通社会の安全に、より貢献することができます。
運転免許は単なる資格ではなく、社会における責任ある運転者としての証明書でもあります。
自動車学校では普通車だけでなく、自動二輪の免許も取得できます。
特に小型自動二輪免許は16歳から取得可能ですので、
電動キックボードで安全な交通社会の一員になるために、
運転免許取得を検討されてみてはいかがでしょうか。