2025年10月 アンケートプログレスレポート(福島県伊達市・福島市)
2025年11月04日
2025年10月 アンケートプログレスレポート
北部日本自動車学校
このたびは、北部日本自動車学校をご卒業いただき、誠にありがとうございました。
また、心温まるご感想や貴重なご意見をお寄せいただき、職員一同、心より感謝申し上げます。
お寄せいただいたご指摘につきましては、今後の教習業務やサービス向上に向け、真摯に受け止め、改善に努めてまいります。
《技能指導に関するご意見への対応と改善のご報告》
本校では、頂いたアンケートをもとに、
教習環境および指導品質の改善に継続して取り組んでおります。
【お寄せいただいたご意見と、その対応について】
今回、以下のご意見を頂戴しました:
> 3,4時間目で不快な思いをしたが、問い合せしても対応がなされなかった
> 技能:人によって威圧的だった、ダメな所の指摘だけではなく、改善点を具体的に教えてほしい
> 技能:指導員によって指導方法がちがいすぎること
> ハラスメント:人柄否定と思われる発言をする人がいた
これらは、
「言い方・伝え方」「一貫性」「初動対応」
に関するご指摘と受け止めています。
1. 指導方針の共通化とフィードバック精度の向上
技能指導では、危険を回避するために明確な指摘が必要な場面があります。
一方で、受け取り手の状況や気持ちに配慮し、
「伝え方」「順序」「根拠」の共有をより徹底します。
【対応内容】
・指導手順・声掛け例の社内共有と更新
・「指摘 → 理由 → 解決策 →確認」 の4ステップを基本化
・感情的な口調にならないための注意喚起と振り返り
2. 指導員間の指導差の抑制
技能指導には個人の経験・表現の差が一定生じますが、
その幅を狭めるための取り組みを進めています。
【対応内容】
・教習進行例・成功パターン・補足資料の統一
・共有ミーティングでの "指導意図の擦り合わせ"
・重点指導ポイントの標準指針化=「核となる指導言語」は揃える
3. 相談・申し出への初動強化
> 「問い合わせたが対応されなかった」というご意見に対し、
ご不安・不快の解消が遅れたことを重く受け止めています。
【対応内容】
・来校中の相談ルートを明示(受付・QR・電話)
・申し出→確認→説明→対応 のプロセス定義
・即応が難しい場合も
「いつ」「誰が」「どの方法で」対応するか案内
4. ハラスメントに対する姿勢
当校では人格否定につながる発言を認めません。
ただし、操作上の注意が厳しく感じられるケースもあります。
その為、誤解を招きかねない表現を避ける配慮を、
指導員にも再度共有済みです。
【最後に】
運転は命を扱う行為です。
そのため指導現場では、
「安全のために厳しく」
「しかし、尊重と配慮を忘れずに」
という両立が必要です。
今回のご意見を踏まえ、
安心して学べる環境づくりと、高い安全意識の両立を
引き続き実行してまいります。
《「厳しさ」と「優しさ」のバランスを目指して》
教習現場では、安全確保のために時に厳しい指導が必要になる場面もありますが、指導方法そのものがお客様に不安を与えてしまうことは本意ではありません。
「怖かったけれど、あの先生の時が一番上手くできた」という声をいただきましたように、厳しさの中にもしっかりとした意図と支えがあることを受け止めていただけたことは、大変励みになります。
一方で、指導の際に誤解を生まないよう、指導方針や検定基準、法律の違いなどについて、より丁寧な説明を行う体制づくりを継続してまいります。
《誰でも初めは初心者です!》
慣れない運転操作は不安と恐怖感を伴い、緊張のなか、限られた教習の時間で全てを理解することは難しいことです。
北部日本自動車学校の全スタッフが教習内容を確実に理解していただくことに力を注いでいます。
《ご意見・ご質問はお気軽に!》
教習中に「これは本当に正しいの?」「この対応は妥当?」といった疑問が生じた場合は、遠慮なく受付や指導員へご相談ください。
当校では、教習所内に設置したQRコード型ご意見箱、受付窓口、またはメール等でいつでもご意見をお寄せいただけます。
私たちは皆さまからの声を一つひとつ受け止め、より良い教習環境の実現に向けて継続的に取り組んでまいります。


